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生活・趣味
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やる気を出すためにはリフレッシュが大切。そうは言っても、幼い子どもを持つ社会人のみなさんにとって、息抜きできる機会は非常に少ないかもしれません。
そんなあなたに温泉のすすめ!
大人も子どもも関係なく楽しめる場所、それが温泉です。
さまざまな視点から、やる気が自然と湧き出してくるような全国の温泉地を紹介します。
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日本歴代興行収入1位の記録を持ち、ファンの中でも圧倒的な支持をほこるジブリ映画「千と千尋の神隠し」。美しい作画や魅力ある謎めいたキャラクターたち、最後まで目が離せないストーリー展開と、どれをとってもすばらしい、日本アニメ界を代表する傑作です。
この映画のメイン舞台として登場する「油屋」。恐ろしい魔女の湯婆婆が経営する湯屋で、八百万の神々が客として集います。
皆さんはこの「油屋」に、一度でも訪れてみたいと思ったことはないでしょうか。筆者は、小学生のころにこの作品を観て以来、「こんな場所に行ってみたい!」とあこがれを持つようになりました。(今思うと、温泉を好きになるきっかけの1つだったかもしれません)
そんな人々の夢をかなえる場所、それが今回ご紹介する「四万温泉」です。
群馬県吾妻郡にあるこの温泉が、なぜ映画「千と千尋の神隠し」と関係があるのか? まずはこちらの比較画像をご覧ください。
四万温泉を代表する旅館「積善館」です。
その外見はまさに「油屋」そのもの!江戸期を前後して開業したこの旅館では、アニメのような伝統的旅館建築を味わうことが出ます。
もちろん、これだけではありません。
「積善館 本館」の内部には、映画に酷似するスポットが盛りだくさん。千尋が生活していた女中部屋(この部屋は現在一般公開されていません)や、
千尋が「カオナシ」に襲われた階段、宴会室のある廊下など、まるで映画の世界に迷い込んでしまったかのよう。「千と千尋の神隠し」のモデルになったといわれる場所は全国各地にありますが、この積善館はかなりのシンクロ率をほこります。
館内には、異世界に続いているかのようなトンネルも。宿泊者以外でも館内を見学できるプランがあるので、四万温泉を訪れた際はぜひお立ち寄りください。
しかし、たとえ皆さんが豚になってしまったとしても、やる気ラボでは一切の責任を負いかねますので、あしからず。
四万温泉は、永延年間(987~989年)に源頼光によって発見されました。「四万」という名は、彼が夢の中で見た「四万の病を治す霊泉」にちなんで名づけられたとされており、現在でも病気を治そうと多くの人々が湯治に訪れます。
温泉のデザインや温泉街は、大正時代の面影をよく残しています。スマートボールで遊べる遊技場や、木工体験や陶芸体験ができるお店もあり、家族そろって楽しめること間違いなしです。
四万温泉は、「娯楽・歴史・湯」の三要素をそなえた貴重な温泉です。非日常体験で鋭気を養い、明日へのやる気につなげてみてはいかがでしょうか。
【所在地】 群馬県吾妻郡
【成分】 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
【pH/温度】 6.7/62.9℃
【照会先】四万温泉 積善館(せきぜんかん)【公式】|群馬県の温泉旅館
今回の「やる気の源泉」まとめ
① アニメ映画の舞台で非日常を体験する
② 大正ロマンな温泉や温泉街風情を味わう
③ 温泉ならではの施設で遊ぶ
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この記事を書いた人
勝部晃多(かつべ・こうた)
やる気ラボの娯楽記事担当。23歳。ハウストラブルコラムやIT関連のニュースライターを経、2019年8月より現職。趣味はプロ野球・競馬観戦や温泉旅行、読書等と幅広いが、爺臭いといわれるのを気にしているらしい。性格は柴犬のように頑固で、好きな物事に対する嗅覚と執念は異常とも評されている。
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