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町口 殿村さんのスゴいところはここからです。28歳で独立し、笑いを取り入れた営業を社員に教育しながら業績アップ。その後には、「笑い」を営業に活かすメカニズムをビジネスパーソンに伝える「笑伝塾」を開設されました。
何が起業のスイッチになったんでしょう?
殿村 それはね、おっちゃんになったからです(笑) いや、少しは社会に役立つようなこともせなあかんなと思って。
町口 ……。
町口 …やだなあじゅうぶんお若いですよ。お若い(強調)
殿村 笑伝塾については、会社経営しながらずっと考えてたんです。自分の好きな「笑い」をこれからどういうふうに役立てていけばいいか。そこで、「笑うのは好きやけどコミュニケーションが苦手」っていう人が結構多いことに気付いたんです。
だから、笑いを利用したコミュニケーションを伝えていくことができて、いま会社で苦労してる人たちがもっとうまくやれるようになれば、仕事が楽しくなるんやないかと。めっちゃ世の中の役に立つんやないかと。
本格的にやる気が出てきたのは、そのへんですね。
町口 それから「笑伝塾」ができるまでは、すぐだったんですか?
殿村 10年かかりましたわ!(`・ω・´)b
町口 10年!? ( ゚Д゚;)
殿村 時間をかけて「笑いのスキル」「人間哲学」を研究し、教育プログラムをつくっていきました。
会社を始めた当初から、 しばらくの間は収入もなくて。たぶん、ほかのテーマならこんな続かんな。笑いの研究だったからこそやね。なんといっても「好きなこと」やからね。
町口 誰でも習得できるプログラムとなると、大変そうです。みんな、殿村さんみたいにお笑いにどっぷり浸かって「身体で学んできた」わけじゃないですから。
殿村 そこです。 僕が教えても受講生ができるようにならないと意味ないんで。 自分が体感してきたことを「センス」じゃなく「スキル」として具現化するのはとても難しかったです。
だからこそ、法人向けに研修事業を始めたり、「笑伝塾」を開いて、受講生に喜んでもらえるようになったのは嬉しかった。
町口 (ホントこの人にしかできないことだと思う…)
町口 「笑伝塾」は、どのような方が通われているんですか?
殿村 ビジネスマンや経営者、学校や塾の先生、タレント、コミュニケーションに苦手感を持っている、いろいろな立場の方々ですね。
授業のアンケートとかも、受講生の方々からバッチリ返ってくるから励みになります。ぎっしりと書いてきよるよ。
町口 えー、すごい書き込み量!
みなさん、意欲が半端ないですね。
殿村 そうなんですよ。みんな「笑いなんて苦手や」「自分にはできないです」なんて言ってるけど、実際にやってみると意外と面白いこと言えたりするもんで。研修を受けた人は「人に会うのが楽しみになった!」ってよく言ってくれてます。
町口 なるほどですね…。
町口 殿村さん殿村さん。
殿村 なんでしょ?
町口 10年もの時間をかけてプログラムをつくって、それをネタにビジネスをしている殿村さんに、こんなことお願いするのは恐縮なんですけど――
殿村 …ふむ。
町口 ほら。コミュニケーションに悩む全国の読者も気になると思うんですよ。「笑いのスキルって具体的にどうやるの?」という――いえ、それ商売道具なのは分かっているのですが!
殿村 ふむふむ。
町口 …ちょ、ちょこっと教えてくれないかなーなんて。
なにも全部教えてくれなんてアコギなことは言わないのです。ちょこっとだけでいいんです! ちょこっと!
殿村 ふむふむふむふむ――。
殿村
次回に続くで!
(`・ω・´)b
町口
これ続くんですか!?
( ゚Д゚;)
そんなわけで、コミュニケーションを豊かにする「笑いのスキル」、ちょこっと教えていただくことになりました! 仕事でも子育てでも、コミュニケーションに悩むみなさま、必見です!
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この記事を担当した人
町口 忍
やる気ラボ研究員。やる気が入ると、ご飯を食べるのも寝るのも忘れちゃうタイプなので、たまに「ご飯食べなさい」と言われる。猫好き、酒好き、お絵描き好き。いずれは森に帰りたい。