仕事・働き方

【起業】お笑い芸人からトップ営業マンへ。好きなことを追い続けた経験は、次の人生にも絶対活きる

2019.07.19

今のは笑いのセンスではない…
笑いのスキルだ

町口 殿村さんのスゴいところはここからです。28歳で独立し、笑いを取り入れた営業を社員に教育しながら業績アップ。その後には、「笑い」を営業に活かすメカニズムをビジネスパーソンに伝える「笑伝塾」を開設されました。

何が起業のスイッチになったんでしょう?

殿村 それはね、おっちゃんになったからです(笑) いや、少しは社会に役立つようなこともせなあかんなと思って。

町口 ……。

(殿村さんのプロフ[当時]をチラ見…)

町口 …やだなあじゅうぶんお若いですよ。お若い(強調)

殿村 笑伝塾については、会社経営しながらずっと考えてたんです。自分の好きな「笑い」をこれからどういうふうに役立てていけばいいか。そこで、「笑うのは好きやけどコミュニケーションが苦手」っていう人が結構多いことに気付いたんです。

だから、笑いを利用したコミュニケーションを伝えていくことができて、いま会社で苦労してる人たちがもっとうまくやれるようになれば、仕事が楽しくなるんやないかと。めっちゃ世の中の役に立つんやないかと。

本格的にやる気が出てきたのは、そのへんですね。

町口 それから「笑伝塾」ができるまでは、すぐだったんですか?

「あぁ、そらもちろん――」

殿村 10年かかりましたわ!(`・ω・´)b

町口 10年!? ( ゚Д゚;)

殿村 時間をかけて「笑いのスキル」「人間哲学」を研究し、教育プログラムをつくっていきました。
会社を始めた当初から、 しばらくの間は収入もなくて。たぶん、ほかのテーマならこんな続かんな。笑いの研究だったからこそやね。なんといっても「好きなこと」やからね。

町口 誰でも習得できるプログラムとなると、大変そうです。みんな、殿村さんみたいにお笑いにどっぷり浸かって「身体で学んできた」わけじゃないですから。

殿村 そこです。 僕が教えても受講生ができるようにならないと意味ないんで。 自分が体感してきたことを「センス」じゃなく「スキル」として具現化するのはとても難しかったです。

だからこそ、法人向けに研修事業を始めたり、「笑伝塾」を開いて、受講生に喜んでもらえるようになったのは嬉しかった。

町口 (ホントこの人にしかできないことだと思う…)

毎年2万人もの受講生に
「笑いのスキル」を伝授

町口 「笑伝塾」は、どのような方が通われているんですか?

殿村 ビジネスマンや経営者、学校や塾の先生、タレント、コミュニケーションに苦手感を持っている、いろいろな立場の方々ですね。

授業のアンケートとかも、受講生の方々からバッチリ返ってくるから励みになります。ぎっしりと書いてきよるよ。

ほんの一部!

町口 えー、すごい書き込み量!

みなさん、意欲が半端ないですね。

殿村 そうなんですよ。みんな「笑いなんて苦手や」「自分にはできないです」なんて言ってるけど、実際にやってみると意外と面白いこと言えたりするもんで。研修を受けた人は「人に会うのが楽しみになった!」ってよく言ってくれてます。

町口 なるほどですね…。

ところで
みなさん、気になりますよね?

町口 殿村さん殿村さん。

殿村 なんでしょ?

町口 10年もの時間をかけてプログラムをつくって、それをネタにビジネスをしている殿村さんに、こんなことお願いするのは恐縮なんですけど――

殿村 …ふむ。

町口 ほら。コミュニケーションに悩む全国の読者も気になると思うんですよ。「笑いのスキルって具体的にどうやるの?」という――いえ、それ商売道具なのは分かっているのですが!

殿村 ふむふむ。

町口 …ちょ、ちょこっと教えてくれないかなーなんて。
なにも全部教えてくれなんてアコギなことは言わないのです。ちょこっとだけでいいんです! ちょこっと!

殿村 ふむふむふむふむ――。

「あぁ、そらもちろん――」

殿村 

次回に続くで!

(`・ω・´)b

町口

これ続くんですか!?

( ゚Д゚;)

そんなわけで、コミュニケーションを豊かにする「笑いのスキル」、ちょこっと教えていただくことになりました! 仕事でも子育てでも、コミュニケーションに悩むみなさま、必見です!

>>>気になる続編はこちら!

「笑いのコミュニケーション術」を教える社会人向け人気研修「笑伝塾」に興味を持ったあなた!
ぜひこちらをチェックしてみてください!

書籍でも殿村さんの笑いのスキルを読むことができます!

 

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この記事を担当した人

町口 忍

やる気ラボ研究員。やる気が入ると、ご飯を食べるのも寝るのも忘れちゃうタイプなので、たまに「ご飯食べなさい」と言われる。猫好き、酒好き、お絵描き好き。いずれは森に帰りたい。

 
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