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2020.07.29
子育て・教育
2019.11.22
【保護者】
毎週金曜日更新。
家事や親子での遊びを通して、子どもに「楽しく家庭生活に参加する」やる気を出してもらうためのコツを10回連載でお届け。
休日、子どもと過ごす時間をもっと作りたいけど、一緒に何をして過ごしたらいいかわからないお父さんができるコトを紹介します!
お子さんが大きくなってくると、少しずつお小遣いのあげ方にも気を遣うようになりますよね。
我が家では、お金の大切さを知ってもらうために年齢に応じてお小遣いのあげ方も変えています。
お金の話しは少しタブーな感じもするかもしれませんが、今後の社会生活の中でお金のことは必要不可欠なことだと思っています。
お小遣いのあげ方というと、月にいくらと決めておく「月額制」や、お手伝いをしたら追加でいくらという「歩合制」などが多いのではないでしょうか。
例えば、食器を片付けたら10円というように。まずは家事に参加してもらうことを目的に、頑張った分だけお金をもらえるという形式ですよね。
幼少期、低学年のうちは、たくさんの経験をしてもらいたいのでマイナス項目は作らないようにして、とにかく褒めて伸ばすように心がけています。
高学年になってくると、外に一人で出る機会も増えてくるので自分のことはしっかりと自分でやってほしいもの。
そこで高学年になってからは、プラスの項目だけでなくマイナスの項目も追加するようにしています。
例えば、服を脱ぎっぱなし、プリントを出していない、使ったものを片づけない、などがありますよね。
自我が芽生えてくる時期でもあるので、口うるさく言えば言うほど話を聞かなくなるかもしれません。
ドライかもしれませんが、こういったルールが意外とお互いの距離を保つ助けになることもあります。
中学生になると、歩合制はなくし「月額制」の一択に戻ります。この理由としては、小学生とは生活がガラッと変わるから。
部活に入れば週4〜5日は時間が取られますし、塾に通うかもしれません。
その分、小学生以上にお金がかかりますので、お小遣いだけでは足りないことがほとんどです。
その時に行うのが親へのプレゼン。
要は「部活の道具や辞書などが欲しいからお金出して」と言う交渉ですね。単純に「友達が持っていてカッコいいから欲しい」と言う理由では不十分。
「自分のものが壊れかけていて、友達のものを使わせてもらったらとても使いやすかったから」とか、「なんか結果出せそうな気がする」など、熱量があれば矛盾が多少あってもOKにしています。
人にお金を出してもらうためには、それなりの理由が必要であり、いかにそれを伝えるかということまで知ってほしいなと思っています。
将来会社に勤めるようになると、会社のお金を使うことに対する理由をしっかりとプレゼンする必要が出てきます。
その一歩として家庭でプレゼンするというのは、今後社会に出ていくための練習になるのではないかと思います。
もちろん自分で買いに行く場合には、レシートを必ず持って帰ってもらうようにしましょう。
パパの子育て 年代別お小遣いの与え方
①幼児期、低学年は歩合制。頑張った分だけもらえる形式
②高学年からはマイナス項目も。
③中学生からは月額制。プレゼン力で臨時収入を。
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この記事を書いた人
倉持 江弥(くらもち こうや)
職業はスポーツトレーナー。東京都府中市にて「ストレッチ&コンディショニングめんてな」という施設を運営。小学生から80代まで幅広くトレーニング指導や体の調整を行なっています。それ以外にも、小学生の運動教室、アメフトチームのコーチ、講演活動などで健康に役立つ情報の発信をしています。
10歳の男の子と4歳の女の子、妻の4人暮らし。
トレーナーという職業を活かして、子どものモチベーションを引き出しながら子どもとの関わりを楽しんでいます。