新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
2020.07.29
子育て・教育
2019.10.11
【保護者】
毎週金曜日更新。
家事や親子での遊びを通して、子どもに「楽しく家庭生活に参加する」やる気を出してもらうためのコツを10回連載でお届け。
休日、子ども過ごす時間をもっと作りたいけど、一緒に何をして過ごしたらいいかわからないお父さんができるコトを紹介します!
“台所は女の城”“男子厨房に入るべからず”なんて言ったのも今は昔、最近ではキッチンに立つパパの姿も増えてきたみたいですね。
私自身、台所に立つ回数は多いですが、子ども達も率先して料理の手伝いやお皿の片付けなどを手伝ってくれます。
妻が料理している時は、あまりお手伝いしないようなのですが。
妻は台所に立つ機会が多いですし、料理にも慣れているので食材の分量や味付けも目分量というか結構適当です。それでも、めちゃくちゃ美味しいんですよね。これぞまさに「お袋の味」と言いますか。
私がどれだけしっかり分量を測って作っても、妻のように深い味は出せません。「料理ってそんなもんだ」という名言を妻からいただいたことを今でも覚えていますが、実はこれが子どもたちにとっては難しいところなんじゃないかと思っています。
妻が作る時は自分のペースがあるので、子どもたちにペースを崩されたくない。結果、子ども達はキッチンから離れていく、というように。
その点、私が料理を作る時はクックパッドなどでレシピを見て流れを確認します。その時に子ども達もすり寄ってきますから、何をどの流れで作るのか、というイメージがつきやすいです。
イメージがわいてくると子どもはすぐにやりたくなりますから、あとはそのやる気を後ろから押してあげるだけで大丈夫です。
これまでいろんな料理を子ども達と作ってきましたが、特に初心者のパパにもおすすめなのが餃子作り。
みじん切りがすぐに作れるチョッピングカッターさえあれば、包丁もほとんど使わずに餃子を作ることができます。
餃子を作る過程で子どもたちが楽しめるポイントが3つあります。
一つはチョッピングカッターでみじん切りを作る過程。
容器に少し小さく切ったキャベツか白菜を入れて、ハンドルを引くだけで面白いようにみじん切りが作れます。刃で野菜を切る感覚が手に伝わってくるのでテンション上がってます。
二つ目はお肉をこねる過程。
子どもって土遊びが好きじゃないですか。まさにそれと同じで、手でギュッと握って指の間からムニュッと出てくるのが楽しいんですね。
三つ目は皮で包む過程。
細かく指先を使うので、ものすごい集中力を発揮します。
一緒に料理を作る時の最大のポイントは見守ってあげること。細かくきっちりやったところで、美味しくなるわけではないんです。ヒダを無理に作らなくても餃子にはなりますし、多少タネがもれても気にしないこと。いろんな形を作ってみれば、創造力アップ!大丈夫。味は変わりませんから。
他の料理に比べると遊びの延長でできますし、手先の器用さや集中力を養うのにも最適だと思います。しかも、美味しい!我が家の記録では、年長さんで餃子作りをスタートしているので、ぜひチャレンジしてみてください!
子どもの料理参加への「やる気」を引き出すための方法
① レシピを一緒に読んで、出来上がりイメージを持たせる
② 作る工程がシンプルなものを選ぶ(便利器具を使う)
③ 食材の感触を楽しみながら作る
④細かいことは気にせず、とにかく「見守る」
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この記事を書いた人
倉持 江弥(くらもち こうや)
職業はスポーツトレーナー。東京都府中市にて「ストレッチ&コンディショニングめんてな」という施設を運営。小学生から80代まで幅広くトレーニング指導や体の調整を行なっています。それ以外にも、小学生の運動教室、アメフトチームのコーチ、講演活動などで健康に役立つ情報の発信をしています。
10歳の男の子と4歳の女の子、妻の4人暮らし。
トレーナーという職業を活かして、子どものモチベーションを引き出しながら子どもとの関わりを楽しんでいます。