新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
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仕事・働き方
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1989年8月12日生まれ。広島県出身。16歳でライブ配信を始めると、毒舌を売りにした独特の配信スタイルが話題を呼び、一気に人気配信者に。ツイキャスの最大同時視聴者数の更新、YouTubeチャンネルの登録者数110万人達成など、各動画配信サイトで圧倒的な支持をほこり、「配信の王」の異名を持つ。鼻マスクをつけた姿がトレードマーク。
Follow @korekore19
やる気ラボの勝部です。
前回※は、アイドルプロデューサーとしてのコレコレさんの「やる気」についてうかがいました。今回は、10年以上続けられてこられた配信のやる気についてお聞きします。よろしくお願いします。
※【関連記事】コレって恋ですか?「ネット発」おもしろかわいいアイドルの魅力に迫る!
よろしくお願いします。
さっそくですが、コレコレさん。
コレコレさんが、配信者になろうと思ったきっかけを教えてください。
誰に言っても信じてもらえないんですが、16歳で配信を始める以前、僕はいわゆる「優等生」だったんです。友達がいなかったので、家でずっと勉強をしているような学生でした。
そんな一人で寂しかった時期に、親にパソコンを買ってもらいました。当時は、今のような動画配信ではなくラジオが主流だったんですが、ネットに自分の言いたいことを伝えられる場があることを知って感動したんです。「配信」の存在を知った僕は、急いでマイクを買いに行きましたね。
なるほど。
しかし、配信を聴くのと実際にやってみるのはまったく別のことだと思います。どこで「自分もやってみよう」というやる気スイッチが入ったのでしょうか?
子供の頃って、サッカーを見たらサッカー選手になりたいとか、野球を見たら野球選手になりたいとか、お笑いを見たらお笑い芸人を目指してみようみたいな、そういう好奇心があるじゃないですか。
ネット配信は、芸能人でもないただの一般人でもできる。僕はそういうところに、強い好奇心を覚えたんです。
それでは、誰かのネットラジオに影響を受けたりしたのですか?
いえ、そういうのはまったくないです。ただ単純に、誰かに「自分の思いを伝えたい」「会話したい」という感情から始まったんだと思います。
インターネットに自分の居場所を見つけたのですね。
「家でずっと勉強」というお話がありましたが、コレコレさんは厳しいご家庭で育たれたのでしょうか?
わりと厳しめの家庭でしたね。テストの点数が悪いと怒られていましたし、私立の中学に行けと無理やり勉強させられていた時期もありました。
夢は公務員だったんですよね?
そうですね、そういう時期もありました(笑)
でも配信を始めてからは、夢なんてどうでもよくなってしまいました。配信にのめりこんでしまい、成績もどんどん下がってしまいましたね。
そんなとき、ご両親から何か言われることはなかったのですか?
それはもう、めちゃめちゃ怒られましたよ。「おまえはパソコンに操られている!」って。
でも、パソコンを買ってもらって僕の青春が始まったんですよ。今までずっと親の言いなりになって勉強を頑張ってきたし、我慢してきた。その反動もあってか、親に何を言われようが止まりませんでした。後先考えずに、配信だけを続けていましたね。
すごい執念だったんですね!
そのあとどうなったんですか?
僕が20歳手前の頃に、とうとう「家を出ていけ!」と追い出されてしまいました。「現実の辛さを味わえ」と言われ、無理やり一人暮らしをさせられました。
追い出されてしまうほどだったとは…(笑)
でも、僕の親は「一人で自立して生きていけるなら何をしてもいい」という考えの人だったんです。だから、「この配信で頑張っていこう」という気持ちで始めた結果ちゃんと自立できたので、それからは特に何か言われるということはありませんでした。
頑張り続けた結果、コレコレさんの執念が認められたのですね。
コレコレさんは、配信を始めてすぐに「これだけで生きていきたい」と思われたのですか?
始めた時は勢いだけだったので、正直これだけで生きていこうとは考えていませんでした。大学生の頃は、一応スーツを着て就職活動をしていました。
え、就活ですか!
それでは、いつ「配信一本で生きていく」と決心されたのでしょうか?
就職先が決まった時に、すごく迷ったんです。当時は、配信でちょっとだけお金が入ってる状態だったのですが、生きていける金額ではありませんでした。
でも、今後このまま続けていけば、「もしかしたらこれだけで生きていけるんじゃないかな」とも思っていました。だから、決まっていた会社の内定を蹴ったその時に、「配信1本でやっていくんだ!」と決断しました。
とても勇気のいる決断だったと思います。やはり、自信があったのですか?
「過信」ですね(笑)その時点で「有名になれる」という過信はありました。
いろいろな配信サイトを転々としていても、そこでだいたい1位になれるんですよ。「1位になれるってことは俺、才能あるんじゃない?」みたいな(笑)そういう風に思ってやっていました。
それでは、「やっぱり就職した方が良かった」と思うこともあったのですか?
めちゃくちゃありますよ。
特に、貧乏生活がいちばんつらかったですね。当時は、配信が人気でも、もらえるお金はスズメの涙ほど。視聴者さんに、食品とか生活用品を送ってもらって生活する日々でした。
配信を頑張っても、結局自分のリアルの生活は充実しないんですよ。ネット上の自分は、すごく人気も上がって充実しているんですけど、リアルの方はまったく充実していない。そのギャップに耐えられなくなることがありましたね。
そんなことがあっても、どうして配信を続けてこられたのでしょうか?
楽しいのは変わらなかったから、そこで配信をやめたくなるということは決してありませんでした。それがお金にならないことがつらかっただけで、配信自体がつらくなることはまったくなかったんですよ。
普通、好きなことでも投げ出してしまいたくなることもあるかと思います。コレコレさんは、根っからの配信好きなのですね。
改めて、コレコレさんが10年以上続けてこられた配信者という職業ですが、どういったところに魅力があるのでしょうか?
配信の楽しさは、「自分のしたいことをしてファンが喜んでくれること」。人生、好き放題するのが楽しいんですよ。
また、配信は「台本のないドラマ」なんです。一つの情報に対してみんなが3個も4個も情報を重ねていって、それがドラマを生み出す。リアル(現実世界)より人間のリアルが見えるところが楽しいですね。
確かにコレコレさんの動画は、人間の生々しさを映し出しているように感じます。
「タバコのポイ捨てを注意する動画」や、
「振り込め詐欺業者を撃退する動画」など、社会の闇を暴く系の動画は特に人気を集めていますね。
このスタイルを確立されたのはいつごろなのでしょうか?
ネットが繁栄しだしてから、世間の闇みたいなものにより注目が集まるようになったじゃないですか。そういう裏話みたいな、テレビでは放送されないようなことをファンは求めているんですよ。
ファンが求めるスタイルに自然となっていったのですね。
それでは、ファンが離れてしまったらどうしようと、考えることはありますか?
配信を始めた当初はそういう風に考えることもありましたが、ある程度人が多くなるにつれて「しょうがないな」と思うようになりました。長年見てくれているファンの方が逆に珍しいので。
今、見てくれるファンを大切にしているのですね。
一方で、社会の闇を暴くスタイルを貫くことで、逆恨みを買うこともあるかと思いますが、怖いと思うことはないのでしょうか?
今のところ、被害がないので怖いということはないですね。
視聴者さんが僕の自宅を「ぐるなび」に登録したりすることもありましたが、これまではそういうこともすべてネタにしてきましたよ。
プロ根性ですね(笑)
あ、でも街を歩くときは、背後をめっちゃ気にするようにはしていますね(笑)
どうかこれからもお気を付けください(笑)
コレコレさんは、仕事に対して「やる気」が出ないことってありますか?
目には見えないけど、僕の後ろには待ってくれているファンがいるわけじゃないですか。そう思うと、あんまり「やる気」がなくなるっていうことはないんですよ。
なるほど。
僕は、ツイッターのプロフィール欄に【待っているなら沸かすぜリスナー!】と書いています。それを見ていつも、「よし、待っている人たちがいっぱいいるんだ。頑張ろう!」と再確認していますね。
自分に向けられた言葉でもあったのですね。
最後になりますが、「やる気が出ない」「やりたいことが⾒つからない」といった悩みを抱えている読者のみなさんに向けて、夢に向かって頑張るためのアドバイスをお願いします。
いろんなことをやってみて、その中で自分の好きになれることを見つけていくしかないですよね。
コレコレさんがネットに自分の居場所をみつけたように、どこで何を好きになるかはやってみないとわからないですもんね。
僕が言えるのは、生放送や動画投稿は楽しいので「やってみたら?」ということ。やりたいと思えることが何もないんだったら、一回やってみるのはありだと思いますよ。
ありがとうございました!
これからのコレコレさんの活躍を期待しています。
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この記事を書いた人
勝部晃多(かつべ・こうた)
やる気ラボの娯楽記事担当。23歳。ハウストラブルコラムやIT関連のニュースライターを経、2019年8月より現職。趣味はプロ野球・競馬観戦や温泉旅行、読書等と幅広いが、爺臭いといわれるのを気にしているらしい。性格は柴犬のように頑固で、好きな物事に対する嗅覚と執念は異常とも評されている。
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