新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
2020.07.29
仕事・働き方
2020.08.4
1998年12月26日生まれ。兵庫県伊丹市出身。特技のモノマネを武器に「おもしろい」女優を目指し奮闘中。2020年の1月から始めた動画投稿で話題を集め、現在TikTokのフォロワー数は60万人、YouTubeのチャンネル登録者数は14万人超えを記録する。また、第7回「世界伝統武術大会」で金メダルを獲得するなど、マルチに才能を発揮している。NAVY公式サイトはこちら
▶いわたまありのYouTubeチャンネル登録はこちら
Follow @iwatamaari
やる気ラボの勝部です。
本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします!
さっそくですが、いわたまありさん。
まありさんのTikTokを拝見したのですが、モノマネシリーズおもしろすぎます(笑)
@iwatamaari 元カレに接客するコンビニ店員モノマネ##コメディー部門 ##tiktokオーディション2020 ##モノマネ ##おすすめにのりたい ##店員
♬ オリジナル楽曲 – いわたまあり【目標二本投稿充電期間有】
@iwatamaari あまり仲良くない友達に接客するカフェ店員モノマネ##モノマネ ##おすすめにのりたい ##テキストネタ募集中 ##本気出してみた
♬ オリジナル楽曲 – いわたまあり【目標二本投稿充電期間有】
一応確認しておきたいのですが、モノマネ芸人さんではないんですよね?
いろんなところで、「芸人を目指されてるんですか?」とめっちゃ聞かれるんですけどちゃいますよ!女優をめざししてがんばっています。
ここはちゃんと書いといてくださいね!
わかりました(笑)
しかし、SNSではその個性的なおもしろさがバズりまくっていますね。TikTokではフォロワー60万人超え、YouTubeではチャンネル登録者数14万人を記録しています。
まありさんは、いつ頃からこのような活動を始められたのでしょうか?
TikTokを最初に始めたのですが、それが今年の1月のことです。
元々モノマネが得意だったので、SNSなら自分の強みが生かせるのではないかと思って始めました。最初は「カンフーあるある」をやっていたのですが、誰にも伝わらず…(笑)これじゃあかんなと思い、みんなが知っているような「あるある」にシフトしていったら、たくさんの人たちに見てもらえるようになりました。
YouTubeはどうでしょう?
高校生の時からYouTubeが大好きで、YouTuberになりたいと思っていたくらいです(笑)TikTokがフォロワー10万人に達したときに事務所のマネージャーから「やってみたら?」と誘われて、そんなんやったらやってみよう!という気持ちでスタートしたのが今年の4月です。
撮影から編集まで、すべて自分でやっているんですよ!
メイク動画に副音声をつけたり、おばあちゃんにメイクをしたりするなど、斬新な企画が盛りだくさんです。
このようなスタイルや芸風はどこで磨いたのですか?
これこれ。芸風ちゃいますよ、女優ですよ。女優を目指してがんばっています!
いちばん人気のあるアパレル店員のモノマネは、小さい時から考えていました。いつもデパートで買い物をしている時に「あの人たち、ちゃんと発音してる?」と疑問に感じていたんです。人の特徴のつかみ方も同じで、昔から自然にできた気がします。磨いているというよりも、見たものをそのままやっているというイメージです。
失礼いたしました、つい(笑)
それでは、幼い頃から人を笑わせることが大好きだったのですね?
実はそうでもなかったみたいです。小さい時は引っ込み思案で、人前でワーワー騒いだりするようなタイプではありませんでした。
意外です。
いつごろからどんなことをきっかけに、今のように自分をさらけ出せるようになったのでしょう?
小学6年生の時に両親の勧めもあって、吉本興業のお笑い養成所NSCジュニアに通ったんです。そこからですね。「もう、おもろいと思われたらなんでもいい!」みたいな感じになって、そっからはオープンな性格になったっぽいです(笑)
お笑い芸人になろうとは考えなかったのですか?
最初は芸人さんになりたかったんですが、中2の時に出たミュージカルがきっかけで、卒業してからは女優を目指そうと思うようになりました。めっちゃ人がおるところで、みんなが自分だけに注目している。その感じが快感というか、こういうのをお仕事にしたいなと思ったんです。
そっから今までは、その気持ちだけですね。ただ目立ちたいだけなのかもしれませんけど(笑)
目立ちたいという気持ちが、まありさんのやる気の源なのですね。
しかし、注目を集めることに恥ずかしさや怖さはないのですか?
今はまったくないですね。人の前で裸になれと言われたら「いやーん♡」ってなりますけど、それ以外だったら何をやっても大丈夫。こんなに出してもいいんかってくらい、さらけ出してしまってますからね(笑)
確かに、下ネタとか顔芸とか吹っ切れた感じがいいんですよね(笑)
どのようにすれば、まありさんのように人前で恐れずにありのままの自分を表現できるのでしょう?
私の場合は、見てくれている人たちはみんな友達だと思うようにしています。例えば、質問コーナーとか一緒にお風呂に入っているような動画とかも、友達に語りかけるような意識でやっていますね。だから、ありのまま、素が出せているんだと思います。
実際に、「まありちゃん、友達みたいやわ」と言ってもらえることもあれば、恋愛相談を受けることもすごく多いんですよ。
まありさんのうわべだけではないところが、多くの視聴者に受け入れられている要因なのですね。
ところで、まありさん。
まありさんは、カンフーの世界大会で優勝された経歴をお持ちというのは本当ですか?
そうなんです(笑)
中国で開催された世界大会で金メダルをいただきまして、おととし、世界チャンピオンになりました!
すごい!
でも正直カンフーにあまりなじみがないので、どういうスポーツか簡単に教えてもらってもいいですか?
カンフーというとジャッキーチェンやブルースリーとか、戦っているところを想像すると思うんですけど、私がやっていたのは演武。審査員の前で形を披露してフィギュアスケートのように採点されるスポーツです。
ぜひこちらをご覧ください!
なんだこれ!
かっこよすぎます…!
このようなことを、小学校2年生の時からおととしまで、11年間習っていたんですよ。週5で練習し続けて…。自分でも、ようやってたなって思います(笑)
11年間!たゆまぬ努力のたまものですね。
カンフーを始めたきっかけはなんだったのですか?
小学校1年生の時に誘拐事件みたいなんがあったんですけど、それをテレビのニュースでたまたま見ていた私は「学校辞める」って騒いだらしいんです。最初は母が小学校まで送り迎えをしてくれていたんですけど、学年が変わるくらいの時に「もうあかんよ!」と言われてしまって…。
ふむふむ。
それで、護身術を学ぼうと思って柔道や空手を調べていたのですが、たまたま近くの中学校でカンフー教室をやっているのを見つけたんです。体験に行ってみたら、そこでめちゃめちゃはまってしまいましたね(笑)
始まりはものすごく偶然だった、と(笑)
どのようなところに夢中になったのでしょうか?
カンフーだけに言えることではないかもしれませんが、やればやるだけ自分がうまくなるのを実感できるところですね。練習をすればするだけ大会で結果が出るようになりますし、どんなに難しい技でも徹底的に練習すれば身体がパッと動くようになる。そういう達成感が、本当にたまらないんです。
カンフーで得た経験が、現在の活動に活きていると感じることはありますか?
たくさんありますよ。まず、継続力が身につきました。TikTokやSNSの毎日投稿が欠かさずにできていたのは、カンフーに週5で通っていたおかげだと思います。
TikTokは毎日2本投稿をしておられましたもんね。
はい。事務所のマネージャーに毎日2本投稿をしなさいと言われました。
あとは、ケガをしたことが大きかったんです。
え、ケガですか?
はい。おととしの世界大会が11月だったのですが、7月の全国大会が終わった後、初めて大きなケガをして救急車で運ばれてしまったんです。世界大会はもちろん、選手人生をあきらめることになるのかなと思いました。
大変だったんですね…。
でも、逆にそれで火が付いたんですよ。「絶対に世界大会に出てやる!」って。ケガをしている時は、足を固定して筋トレに励んでいました。そして、10月にやっと動けるような状態になったので、そこから1カ月間猛練習して…金メダルを獲ったんです!
あの時ケガをしていなかったら、11月の大会に向けてここまで頑張ることはできなかったかもしれません。そして、芸能の道に専念できるきっかけを得られず、いまだにカンフーの選手としてやっていかったかもしれません。つらかったですけど、あれは本当に大きな転機でしたね。
ケガを乗り超え、世界大会で金メダルという夢をかなえたことで、昔からのもう一つの夢である「女優」に専念できるようになったのですね!
まありさんは、現在の活動で大変だと思ったり、つらいと感じたりすることはありませんか?
別に今はないかな。すべてが生活の一部になっているので、「とらな」とか「めんどくさ」とかは特にないですね。お風呂に入ったり歯を磨いたりするような感覚でできています。
しかし、有名になると周りの反応も変化してくるものだと思います。アンチコメントなどに傷つくことはありませんか?
確かに、最近増え始めました!アンチコメント(笑)「おもしろい」というコメントの方がずっと多いはずなのに、嫌なコメントを見ると「ああ~」って気持ちになることも正直ありますね。
でも、周りの人に言われたんです。「アンチコメントが来るってことは、まありのことを見たくない人のところまで、まありのことが広がっている証拠やん!」って。それを言われてからは、あまり悩まなくなりました。有名になった証拠なんですから!
前向きな考え方ですね。
でもその言葉、誰からもらったか忘れちゃったんですけどね(笑)
そこは大事ですよ(笑)
それでは、今後の目標を教えてください。
今は、YouTubeやTikTokをもっと頑張ってテレビに出たいです!女優になりたいのはもちろんですけど、それは最終目標。バラエティ番組でおもしろい話をして、最終的に女優になるというのが私の未来予想図なんです。
まありさんを見ている人たちにどうなってほしいですか?
芸人ちゃいますけど、「あいつおもろいな」って言われたいんです。おもろいと言われるのが、私はなによりもうれしいんです。だって、あんまりそういう女優さんっていないじゃないですか。その席、私がいただきますよ!(笑)
それでは最後に、「やる気が出ない」「やりたいことが⾒つからない」といった悩みを抱えている読者のみなさんに向けて、夢に向かって頑張るためのアドバイスをお願いします。
目の前にやらなあかんことがあったら、大きな目標をみすえてまずは小さなことを一つ一つクリアしていくことが大切だと思います。これは、YouTubeやカンフーにも共通して言えることなんですが、継続してやっていたら絶対に良い結果が待っていると思うんです。
目の前だけを見るのではなく、その先の未来を見て頑張ってくださいね!
ありがとうございました!
これからのいわたまありさんの活躍を期待しています。
\ いわたまありさんをフォローしよう! /
\ ライターをフォローしよう! /
あわせて読みたい
新着コンテンツ
この記事を書いた人
勝部晃多(かつべ・こうた)
やる気ラボの娯楽記事担当。23歳。ハウストラブルコラムやIT関連のニュースライターを経、2019年8月より現職。趣味はプロ野球・競馬観戦や温泉旅行、読書等と幅広いが、爺臭いといわれるのを気にしているらしい。性格は柴犬のように頑固で、好きな物事に対する嗅覚と執念は異常とも評されている。
Follow @kotakatsube