新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
2020.07.29
生活・趣味
2019.05.10
――母の日には(旦那さんやお子さんが)「ありがとう」と言ってくれますか?
C : うちはないですね。私は母の日だから、義母や母の家に子どもを連れて行って「ありがとう」って言っている姿を見せるんですけど。自分の親に「ありがとう」というのは、子どもたちは考えていなくて。あまり言われたことがないです。中3の子はおそらく、この日が「母の日」という自覚がないようです。なくてもいいですけど。
――Bさんのおうちは、旦那さんのお仕事の都合でほとんどワンオペ状態ですよね? お子さんはお母さんの手伝いはするようになりましたか?
B : お手伝いをするようになってきました~。それはうれしいです! 主人が帰ってきたときに「お母さんの手伝いをするように」という一言で、上のお姉ちゃんは主人に言われたことをわりと率先してやってくれます。
場の雰囲気を読んで手伝わないと私がピリピリすることを察知して、「手伝わないと雷が落ちるな」というところもあるみたいですけど(笑)。でも料理は下の男の子も興味があるみたいで「僕もやってみたい」と手伝ってくれます。
一同:旦那さんのその一言、うらやまし~。
――お子さんや旦那様に洋服とか小物とか買ってあげたりすることもあると思いますが、そういうお買い物ってどうですか?
C : うちの中3の子は、制服があるせいか洋服とかあまり興味がなくて。小学校のときに「気に入ってもらえるかな?」とお洋服を買って帰ったら、「え?」という顔……。気に入ってもらえないことがありました。今は成長したのかそういうことがむしろなくて、「何でもいい」と言っています。下の男の子は買ってくると喜んで着ていたけど、最近、「あの~、実は、ぼくシマシマは好きじゃないんだ」と言ってくるようになりました。
A : うちの下の女の子はサッカーをやっているから、男の子っぽくて。極力可愛いものではなくてせめて「かっこ可愛い」ものをと色々考えて買ってあげたり。女の子だから将来的にセンスがないのも困るので、なんとなく可愛さもありつつスポーティーなものを選ぶと、ものすごい勢いで「こんなのやだ! 着ない!」と言われました……全て水の泡。
だから、Cさんのお子さんみたいに「あの実は……」と優しく言ってくれるだけでも「次こそは気に入ってもらえるものを!」ってやる気にもなりますけどね~。
C : (シマシマの服を)当時、だいぶ買っていたかも(笑) それが好きだと思い込んでいました。自分的にはショックで「何で分かってあげられなかったのだろう」と思いました。でも、確かに気を使って優しく否定されるのであれば気持ちも違いますよね。
一同:うんうん。言い方ひとつですよね。
――最後に、お父さんやお子さんからこんなふうにしてくれたら「お母さんやる気出ちゃうわ」というエピソードはありますか?
C : せめて自分のことくらいは自分でしてほしいなぁって思います。そこにプラスしてちょっとしたお手伝いがあると思いやりを感じるかな。
A : (ズボンから下着から靴下から)脱皮した状態で脱ぎっぱなしにせず、洗濯するものは洗濯機のところに持っていくとか(笑)。
D : うちはまだ小さいので自分の意志なのか分からないですけど。「ママがいい」と言ってくれますよ。頑張っているかいあって、彼女たちは私を求めてくれているんだなと思えます。じゃあ、頑張ろうかなと。
A : 「ママがいい」というのはうれしいよね。存在価値がぐっとあがる!
D : 怒ったあとに、彼女たちがなぜか「怒ってごめんね」っていうんですよ。「怒らせてごめんね」という意味なのか分からないですけど、それを言われると何か私も「怒ってごめんね」とほっこりして。そういうちょっとした仕草が今は救われますよね。
B : ご飯を食べているときに、「お母さん、おいしい」と言ってくれるとうれしいですね。
C : 今は家族みんなが健康に無事にいてくれればいいという感じです。平穏が一番。多くは求めません!
一同:笑
以上、働くお母さんたちの本音の数々でした。
お母さんの「やる気」を破壊する地雷源は、お父さんやお子さんの言葉や行動に潜んでいると言えそうです。
お母さんたちの「やる気」を引き出すのは、「母の日」のプレゼントよりちょっとした感謝の言葉とお手伝いかもしれませんね。