新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
2020.07.29
生活・趣味
2019.05.10
【家族】
毎日家事や育児、仕事に頑張っている、働くお母さんたち。どんなとき、どんなことをきっかけに「やる気」をなくしてしまうか知っていますか? 働くお母さんたちを集めて座談会を開きました。家庭での「やる気をなくす瞬間・言葉」とは何か、本音を存分に語り合います。
――旦那さんやお子さんからの言葉や態度で、やる気をなくしてしまうようなことがありがちですよね。そういったエピソードを聞かせてください。
A: 私が新作のご飯を作ったときのことです。自信作でテーブルに出したんですよね。そうしたら、子どもと父親が3人で会話が弾んじゃって、私から「どう? 今日、新作なんだよね」と言っても、全く聞いてくれずに会話に夢中。久しぶりに家族そろっての夕食で、頑張って作ったのに……と、やる気をなくしたことがありましたね。あと、せっかく作ったのに「食べたいものがない!」って言われたときは、「だったら食うな!」って言いたかったですね。
B : ご飯系のエピソードといえば、下の男の子が保育園に通っていたときに遠足でお弁当を作っていたんです。子どもの喜ぶようなものを入れつつ、パカッとふたを開けたときの彩りとか、栄養バランスとかって考えますよね?
下の子は野菜が嫌いで、特にブロッコリーだめで。でも、彩りのためにブロッコリーを入れたんですけど、入っていることが分かるとその場で号泣! 先生から「(食育の観点もあり)全部食べないといけない」と言われていて、「苦手なブロッコリーだからどうしよう」と思ってしまったんでしょうね。それから、彩りを工夫することは彼のお弁当においてはあきらめました。考えた分、若干やる気が失せましたね。
C : 私はせっかく作ったお弁当を家に置いていかれたときショックでしたね~。朝早く起きて作ったのに……。やる気がなくなります。今までのこの時間は何だったんだろうと思いますよね。
私のママ友が愚痴をこぼしてましたけど、お子さんの部屋がなんか匂うなぁとおもって発生源を調べたら……かばんから数日前にお弁当で持たせたおにぎりが変色した状態で出てきたんですって。
A : 似たようなこと、うちも何回もあるよ~。
D : 私の場合、仕事から帰ってご飯を作ったり、子どもたちを寝かしつけたりするなど家事をせっせとこなしているときのことです。主人が帰ってきていそいそと部屋着に着替えてビールの缶をプシューと開けた音を聞いた瞬間、何で私だけ家事をやっているんだろうというふうになりますね。主人から「やろうか」「代ろうか」という一言もなく、ただ座っているとやる気をそがれます。
一同:そうそう!
A : 皆さんの旦那さんって、たまにはねぎらいの言葉とかくれます?
D : しないから余計ですよね(怒)。あれば救われるけど。たまにそのねぎらいの言葉をポロッと言ってくれれば、全く違います。母になって分かる、母の日の「お母さんありがとう」の素晴らしさ! 言われたいと思いますよね。
B : ちょっとした一言が大事ですよね。うちは、主人が仕事で家から離れているので、帰ってきたときに子どもたちから「お母さんの手伝いをしなさい」とボソッと言ってくれると、うれしいですね。
――ところで、働いているお母さんって、お金を稼いでいるし、家事も育児もやっているけど、「一生懸命働いてお金を稼いできてありがとう」と感謝されることはないですよね。生活できているのはお母さんが働いているおかげもあるんだよ……とお子さんにも言いたいですよね。そう感じるときはありますか?
C : 例えば、仕事でちょっと遅くなって帰ってきたとき、「何で遅いの?」と言われたり します。そう聞かれたりすると、あまり理解されていないと感じますね。子どもにとってはやっぱり家にいてもらいたいのかもしれませんが、「お母さんも家計を支えているんだよ」と言いたくなります。
――なるほど。Dさんは旦那さんが帰るのが遅いから余計に負担が大きいですよね。
D : 夜出かけたことがないです。
A : たまには飲みに行く時間を作ってくれたらうれしいよね~。
D : すごく幸せです。ただ、夜出かけるとすると家事を全て終わらせてから出かけることになると思います。だから、この負担を考えると出ないほうが楽かもしれません。
ただ、「家事も洗い物も全部やっておくから行っておいで」とできる人だったら、神様のように見えますよね。
――確かに忘年会や歓送迎会とか。結局、家事や育児やなんて言っていると、なかなか行けないですよね。
A : 夜帰っても、洗い物がそのまま放置されていることも(涙)
――例えば、自分が病気になったときはどうですか? こうしてくれればよかったのに、あるいはこうされて腹が立ったことはありますか?
B : 私は丈夫なほうで……。というか丈夫にならざるを得ないというか。例えば、発熱しても、一晩で朝には下がっているような感じです。あまり何日も寝込むようなことはないです。熱を下げる「やる気」だけはあるのかも(笑)
D : 私は復職してから一度溶連菌で、39.5度くらいに熱が上がったときがありました。旦那に「39.5度の熱があって食欲ない」と話したら、「外へ食べに行こう」と言われました。「ちょっと頭おかしいんじゃない?」って思ったんですけど(怒) 近所のラーメン屋に行って、二、三本麺をすすったら喉が痛くて食べられませんでした。
一同 : えー、それひどい!(苦笑)
――そのとき、双子のお子さんたちに食べさせたのは?
D : 全部私が子どもたちに食べさせましたよー。頭が割れそうに痛いと言っても、「そうか。痛いんだ」くらいの感じで。「代わるよ」とも、「寝ていていいよ」とも何も言われなかった。というか、そもそも外出する!?
旦那はこちらから言えば分かるのですが、なかなか察することができないタイプ。「言われればやるよ、言わないじゃん」という感じです。
B : 言わずに察してほしいというのはありますよね。あえて言葉にしたくないときもあるしね。
D : 言ったら言ったで機嫌が悪いときもあるので、難しいですよね。病気も度を超すと助けてくれるんですけど。
A : 死にそうなくらいになっているときくらいだよね(苦笑)
後編につづきます。
あなたのその一言が、妻(お母さん)のやる気をなくす!?-知らないうちに踏んでいる家庭の地雷(後編)