新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
2020.07.29
子育て・教育
2019.12.20
【保護者】
毎週金曜日更新。
家事や親子での遊びを通して、子どもに「楽しく家庭生活に参加する」やる気を出してもらうためのコツを10回連載でお届け。今回が最終回となります。
休日、子どもと過ごす時間をもっと作りたいけど、一緒に何をして過ごしたらいいかわからないお父さんができるコトを紹介!
子どもってとても可愛いので、つい何でもやってあげたくなっちゃいます。あれを教えて、これも教えて、こんな子どもになってほしいなー。なんて。
子どもが生まれた時は「元気でいてくれればそれでいい」と思っていたのに、だんだんハードルが高くなってしまいます。
これだけ色んな情報が溢れているのですから当然といえば、当然ですよね。
もちろん小さい頃はしっかりと親が手綱を引いてあげることが大切ですが、その接し方を続けていると全く自立心のないお子さんになりかねません。
最近は「親離れ」ならぬ「子離れ」できていないご家庭も多いなという印象を受けます。家事に参加してほしいというのは親のエゴでもあるので、子どもの自立を促すためにも子離れしてあげましょう。
高学年にもなると子どもたちで遊びに行く機会が増えてきます。行動範囲もグッと広がりますよね。
そんな時に親が近くで眺めていては楽しめるものも楽しめません。子どもの頃を思い出してみてください。
小学校の通学路で友達と歩いていた時に親に声をかけられたらイヤじゃなかったですか?
恥ずかしいのか、鬱陶しいのか、どんな思いだったかは忘れましたが、友達といる時はそっとしておいてほしかったものです。
家に帰ってきて、あれをしなさい、これもしなさい、と言ったところで「はいはい」と言われるだけ。
おそらくお母さんの方が干渉したくなってしまうので、そんな時こそお父さんがそっとフォローしてあげましょう。
お子さんと二人になった時に、「なんかあったか?」くらいサラッと聞いてみるだけで大丈夫です。
「いや別に」とか「お母さんがうるさくて」という会話になったら、うなずきながら共感してあげます。
お子さんの気持ちを知ってあげるだけでも、お子さんの心は軽くなるもの。それを「いや、お前がちゃんと返事をしないからだよ」とか「お母さんはお前のためを思って言っているんだから」とか言ってしまうと、さらにお子さんは殻に閉じこもってしまいます。
お母さんとお父さんはしっかりと役割を分けて、どっちかが怒った時は、どちらかがフォローにまわって共感する立場になる。
いつまでも子どもと思わずに、一人の人間として相手の立場を尊重してあげましょう。
干渉しすぎはお互いをダメにしますので、まずは親が自立できるように心がけましょうね。
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この記事を書いた人
倉持 江弥(くらもち こうや)
職業はスポーツトレーナー。東京都府中市にて「ストレッチ&コンディショニングめんてな」という施設を運営。小学生から80代まで幅広くトレーニング指導や体の調整を行なっています。それ以外にも、小学生の運動教室、アメフトチームのコーチ、講演活動などで健康に役立つ情報の発信をしています。
10歳の男の子と4歳の女の子、妻の4人暮らし。
トレーナーという職業を活かして、子どものモチベーションを引き出しながら子どもとの関わりを楽しんでいます。