新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
2020.07.29
子育て・教育
2019.12.13
【保護者】
毎週金曜日更新。
家事や親子での遊びを通して、子どもに「楽しく家庭生活に参加する」やる気を出してもらうためのコツを10回連載でお届け。
休日、子どもと過ごす時間をもっと作りたいけど、一緒に何をして過ごしたらいいかわからないお父さんができるコトを紹介します!
ポジティブに生きることは、生活を豊かにしていく上でとても大切なことではないでしょうか。
誰しも怒られるよりは、褒められたいですよね。
「私、褒められて伸びるタイプなんです〜」という人ほど自分に甘かったりするので、なんでもかんでも褒める必要はありませんが、
子どもの頃はしっかりと褒めてあげることでチャレンジする気持ちを支えてあげることができます。
褒めることの最大のメリットは子どもの集中力とやる気をかきたてること。
子どもの集中力って大人が思っている以上にすごいじゃないですか。
大人になると新鮮味がなくなってしまいますが、
子どもにとっては目に映るものすべてが新鮮です。
そこにのめり込もうとした時に、
「それはやっちゃダメ」「時間がないからあとで」
と怒ってしまったらチャレンジする気持ちが萎えてしまいますよね。
そんな時こそ
「すごいねー」「5分だけやってみようか」
と本人の気持ちに寄り添った言葉がけをするだけでも、子どもの目がキラキラと輝いてきます。
また、できる・できないはともかく、チャレンジする・しないの選択肢は子どもに持たせてあげたいもの。
危ないからできないと、とチャレンジすることすらさせないと、
何が危険で、何ができるのかわからないままです。
まずはやらせてみて、できなかったら次にどんなことをすればできるようになるか考えていけばいいのです。
もちろん目を離さずに大きな怪我をする前に手を出してあげることも忘れずに。
最近は大人が子どもの遊びに口を出しすぎて、
子どもが萎縮してしまっている光景をよく見かけます。
お父さんがサッカーを教えている時も
「ほら、もっと踏み込んで!」「さっきはこう言っただろ」「なんでできないんだ」
と感じたことを思いのままに、子どもにぶつけてしまっています。
これではせっかくお父さんとサッカーをしていても楽しくないですよね。
子どもの成長って、楽しいの先にあるものだと思っています。
「さっきのよりも良くなってるよ」「いい踏み込みだー」
とかポジティブな声かけをしてあげることで
子どもも周りで見ているご家族も楽しくなってきます。
ただし、なんでもかんでも褒めてあげるだけでは子どもも成長しません。
ビジネスの世界ではよく5対1の法則とか言われますが、1つ注意することがあったらその前に5つ褒めるのです。
それくらいのバランスが一番注意される側にも効果があると言われています。
それくらいの信頼関係がないと怒っても声が届きません。
特に子どもの場合は怒られ続けると全く心に響かなくなるので、
しっかりと褒めてから最後に少し注意を入れてあげることがポイントになります。
これはご家族との関係にも当てはまりますので、ぜひご家族同士でお互いを認め合いながら高め合っていきましょうね。
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この記事を書いた人
倉持 江弥(くらもち こうや)
職業はスポーツトレーナー。東京都府中市にて「ストレッチ&コンディショニングめんてな」という施設を運営。小学生から80代まで幅広くトレーニング指導や体の調整を行なっています。それ以外にも、小学生の運動教室、アメフトチームのコーチ、講演活動などで健康に役立つ情報の発信をしています。
10歳の男の子と4歳の女の子、妻の4人暮らし。
トレーナーという職業を活かして、子どものモチベーションを引き出しながら子どもとの関わりを楽しんでいます。