新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
2020.07.29
子育て・教育
2019.12.6
【保護者】
毎週金曜日更新。
家事や親子での遊びを通して、子どもに「楽しく家庭生活に参加する」やる気を出してもらうためのコツを10回連載でお届け。
休日、子どもと過ごす時間をもっと作りたいけど、一緒に何をして過ごしたらいいかわからないお父さんができるコトを紹介します!
私は仕事柄、子育て世代のお母さん方とお話しする機会が多いのですが、お子さんの家事参加以前に、パパの家事や育児参加がないことに困っているお母さん方が多いように感じます。
パパが積極的に家事や育児に参加しているご家庭では、お子さんもよくお手伝いをしてくれているという印象があります。
ここで大切なのは“積極的に”ということですね。人に言われてイヤイヤやっていると、それをお子さんも見ているので真似をしようとはしません。
まずはパパが積極的に家事に参加することが、お子さんの家事参加を促す秘訣とも言えます。
では、パパが積極的に家事に参加するためにはどうすればいいのでしょうか。
まずはどんな家事があるかをしっかり知っておくことが大切です。
生活していく上でやらなければいけないこと、それはたくさんありますよね。簡単に分けると、料理、洗濯、片付け、掃除でしょうか。
一言に料理といっても、栄養バランスや味付けを考えながら朝昼晩(もしかしたら1週間分かもしれません)の献立作成、調理時間の計算、食材の買い出し、調理、配膳、食器洗い、後片付け、までを含めると膨大な時間が必要になります。
実はここまで大変なことをしていると実感できているパパも、少なくないようです。
「料理なんてクックパッド見ればすぐできるでしょ」
「簡単に済ませてくれればいいよ」
とパパは簡単に言いますが、家族の体を守るお母さんからすればそんな簡単に済ませるわけにはいきません。
なので、一つの作業に対してどんなことが必要になるのかを実際にパパに体験してもらうのが一番なのですが、この際にお母さんに守っていただきたいのが、少しミスをしても細かく注意しすぎないこと。
おそらくパパにとって家事は不慣れなことですから、お母さんほど手際よくできません。手際が悪いからといってグチグチ言われると、パパもイライラして余計に家事から離れてしまうかもしれません。
パパも回数を重ねてくれば徐々に慣れてくるので、長い目で見て成長を期待してほしいものです。なんだかんだで男の方が甘えん坊ですので、褒められると調子に乗ってどんどんやってくれるようになるかもしれません。
逆にパパ自身も多少とやかく言われても気にしないようにしましょう。
最初は誰でも慣れないもの。家事で言えば、お母さんの方が先輩のわけですから。上司に小言を言われている程度に思っておいて、しっかりと実績を積んでいけばすぐにできるようになりますよ。
パパが家事に参加していると、子どもも寄ってきて遊びながら家事をするようになってきます。普段、仕事で家にいる時間が少ないと、家にいるときはたくさんパパと遊びたがるもの。
そんな時にパパが家事に参加していると、それを一緒に行うことが遊びの一種になってきます。洗濯物を入れたネットをどっちがたくさん洗濯機に入れられるかゲームをしたり、洗濯機係とイスどかし係に分かれて連携を取ったり。
意外と家事も楽しめるものです。ぜひ、パパから積極的に家事に参加して、お子さんと一緒に楽しんでみましょう。
あわせて読みたい
新着コンテンツ
この記事を書いた人
倉持 江弥(くらもち こうや)
職業はスポーツトレーナー。東京都府中市にて「ストレッチ&コンディショニングめんてな」という施設を運営。小学生から80代まで幅広くトレーニング指導や体の調整を行なっています。それ以外にも、小学生の運動教室、アメフトチームのコーチ、講演活動などで健康に役立つ情報の発信をしています。
10歳の男の子と4歳の女の子、妻の4人暮らし。
トレーナーという職業を活かして、子どものモチベーションを引き出しながら子どもとの関わりを楽しんでいます。