子育て・教育

子どもを信じて送りだすためにも、“見守り”システムはやっぱり欲しい。改札通過通知サービス「まもレール」

2019.02.14

【今回のポイント】
子どもの“見守り”システムの一つとして、セントラル警備保障株式会社(本社東京・新宿区)と東日本旅客鉄道株式会社(本部東京・渋谷区)が共同で提供している「まもレール」が近年注目を集めています。公式ウェブサイトの「子どものタイプ別診断」にも注目!

情報提供:@press



子どもの自立、背中を押してあげたいけれど。

 子どもは成長するにつれて、少しずつ自立の道を歩み始めます。そうやって主体性・積極性を獲得していくものです。そして基本的に、子どもは自主性を尊重されることを求めるものです。“保護者が信頼してくれている、自由にさせてくれている”と感じられるほうが、やる気が出てくるというものです。

 ただ、保護者からすると不安なものではないでしょうか。子どもがきちんと学校に通えているのか、塾に通えているのか。通学中に何らかの事故や事件にまきこまれないか・・・・・・。かといって子どもの動向を逐一見張るわけにもいきませんし、そうしたところで子どもはきゅうくつに感じてしまうでしょう。

 そこで、 “子どもを信頼したい”“子どもに安全に過ごして欲しい”という保護者の気持ちを担保するサービスが、近年はさかんに生まれてきています。例えば、学習塾業界で代表的なものの一つが「セーフティーメール」です。これは、子どもが学習塾の受付に置かれたカードリーダーに専用のカードを通すことで、保護者のメールアドレスに「子どもが教室に入った時刻」「教室から退出した時刻」が共有されるというシステム。子どもが“きちんと、ぶじに、学習塾に通っている”という状況が分かれば、保護者も安心・信頼して子どもを送り出せる――という流れです。

改札通過通知サービスに注目。

 こうした“見守り”システムの一つとして近年注目を集めているのが、セントラル警備保障株式会社(本社東京・新宿区)と東日本旅客鉄道株式会社(本部東京・渋谷区)が共同で提供している「まもレール」です。このサービスに登録をすると、ICカード「Suica」「PASMO」を持った子どもが対象駅の改札機を通過したタイミングで、保護者の携帯端末に、「利用駅」「通過時刻「チャージ残額」が通知されるようになります。現在は首都圏244駅において、2018年4月1日から実施されています。

 対象となるのは小学生、中学生、高校生です。特に、子どもを私立の小中学校に電車通学させている保護者にとっては、ニーズの高いサービスではないかと考えられます。Suicaから届く“だいじょうぶ”のメッセージは保護者の心配や不安を取り除き、子どもの成長と自立をサポートしてくれるものと期待できます。

子どもにぴったりの「やる気の引き出し方」を診断!

 「まもレール」公式ウェブサイトでは「子どものタイプ別診断」というページも設けられています。ここでは、簡単な質問にいくつか回答するだけで、「おっとり」タイプや「勝ち気」タイプなど、子どもがどのようなタイプなのかを診断してくれるというもの。さらに診断結果画面で、子どもにぴったりの「やる気」を引き出すママの声かけ方法を心理カウンセラーがアドバイスしてくれます。子育てのヒントとして活用したい内容です。

改札通過通知サービス「まもレール」公式ウェブサイト

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