新納一哉さん、ゲーム開発にかける想い「やりたい気持ちに、ウソをつきたくない」
2020.07.29
子育て・教育
2019.02.13
親はみんな、子どもにご褒美をあげているの?
(ひょっとして、あげているのは私だけ…?)
みんな、どんなものを、どれだけあげているんだろう?
保護者のこんなギモンに答える調査結果のまとめです。
株式会社ベーシック(本社東京・千代田区) が「成績アップのご褒美」に関する意識調査。そこから明らかになったのは6割の保護者が子どもにご褒美を渡しているということです。
情報提供:PR TIMES
子どもを勉強させたい、机に向かわせたい。
そう願っている保護者にとって悩みのタネとなりがちなのが、「がんばって勉強した子どもに、ご褒美をあげてもいいのかどうか」ということかと思います。
教育専門誌や、ネットを見渡してみると、多種多様な声が聞かれます。
試しにgoogleで「ご褒美をあげていいのか悪いのか」と検索してみたところ、賛否両論がかなり分かれていました。
「子どもをご褒美で釣ると子どもはダメになる」と断定しているページもありますし、「子どもにあたえてイイご褒美とダメなご褒美」を比較検討しているようなページもあります。
心理学の世界でも「報酬(ご褒美)」は注目を集めているトピックスです。
子どもを「ご褒美」などでやる気にさせる行いは「外発的動機づけ」と呼ばれています。
また、ご褒美のタイミングが悪いと、子どものやる気をかえって低下させてしまう「アンダーマイニング現象」も確認されています。
ご褒美はどうしても、それで「子どもを釣り上げる」といったようなマイナスのイメージがつきまといがちです。そのため、なんとなく「後ろめたい」という感情を持たれる保護者の方が多いのではないでしょうか。
子どもたちにとっても「ご褒美」はなかなか学びのモチベーションにはつながりにくいようです。
ベネッセ教育総合研究所が2014年に実施した「小中学生の学びに関する実態調査」によると、小中学生が勉強する理由(学習動機づけ)は、「小学生/中学生のうちは勉強しないといけないと思うから」「将来安定した仕事につきたいから」「将来いい高校や大学に入りたいから」といった比率が高く、逆に「成績がよいと、ご褒美をもらえるから」と回答した割合はほかのどの項目よりも低い、最下位でした。
「ご褒美」は少なくとも子どもの動機づけの主軸にまではなりえない、と考えられそうです。
一方、子どもを持つ保護者のみなさまはこうも思うのではないでしょうか。
「そんなこと言ったって、ご褒美でも用意しないと、うちの子はなかなか勉強しない気がするし・・・・・・」
「よそのご家庭では、ご褒美がなくても子どもって勉強するものなの?」
保護者のみなさまは我が子に「ご褒美」をどれだけ与えているのでしょうか? あるいは、与えていないのでしょうか?
家庭教師比較メディア「家庭教師・比較くらべ〜る」を運営する株式会社ベーシック(本社東京・千代田区)が1月9日に発表した「成績アップのご褒美」に関する意識調査が、かなり興味深い結果を出しています。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年12月13日~12月22日
調査対象地域:全国
対象者:小学生〜高校生のお子様を持つ「家庭教師・比較くらべ〜る」会員 323名
同調査の対象者全員に、「子どもの成績が上がったらご褒美をあげるかどうか」を尋ねたところ、64.4%が「あげる」と回答しました。
・定期テストの順位が上がった
・模試の結果が良かった
・志望校に合格した
…といったタイミングが多いようです。
ご褒美をあげると回答した人のうち75.1%が、「定期テストで○位以上だったら△△を買ってあげる」というような約束をすると回答していました。その理由としては、「ご褒美が勉強のモチベーションを上げるきっかけになると思うため」(78.9%)が圧倒的大多数。それから、「子どもの勉強を応援している姿勢を示すため」(11.4%)「親子のコミュニケーションの機会を増やすため」(8.2%)が続きました。
もっとも、この結果は“約25%の保護者はサプライズ的なご褒美の渡し方をしている”とも言い換えられます。その理由としては、「ご褒美目的に勉強することは本質ではないと思うため」「ご褒美をもらえなくてもいいと諦めの材料になりうるため」などが挙がっています。あくまで、ご褒美を“結果が出たときのねぎらい”と位置づけている様子でした。
心理学の研究によると、ご褒美をサプライズで与えるようにすると動機づけの低下が起こりにくいという結果も出ています。
こうなると俄然、気になってくるのが金額です。
子どものご褒美にかける金額は、 約8割が「10000円未満」でした。
「5,000円未満」(48.0%)が最も多く、次に「5,000円以上〜10,000円未満」(31.1%)という結果です。
その一方で「100,000円以上」(2.4%)という回答も!
あげているものとしては、「ゲーム」(20.0%)が1位。
ほかにも「現金(お小遣い)」(11.0%)、「スマートフォン」(8.1%)が上位となりました。
加えて、外食や旅行、テーマパークへのお出かけなどの家族で楽しめる体験や、スポーツ用品や文房具、自転車など学校生活で使えるものをご褒美にしている人も。
高額なものは、難関校への合格など、人生の節目になるようなここぞという場面で検討する保護者の方が多く、「海外留学」や「100,000円以上のお小遣い」といった回答が見られたそうです。
今回の結果からは、実に多くの保護者が「子どもへのご褒美」を実践しているということが分かりました。
また、ご褒美の渡し方についても「あくまでがんばりへのねぎらいとして与える」「ここぞというタイミングでドカンと渡す」など、各家庭によってさまざまな特徴が見られました。
重要なのは「上手なあげ方」です。
子どものやる気をグッと引き出すご褒美は、家庭の状況やタイミング、ご褒美の対象など、さまざまな要因によって変わってきます。
動機づけ研究の視点から専門家にまとめていただいたページもありますので、ぜひそちらもご覧ください!
▶子どもにご褒美はOK?NG?「5つのチェックポイント」を専門家がまとめました
あわせて読みたい
新着コンテンツ
この記事を担当した人
やる気ラボ編集部
やる気の出し方や、誰かをその気にさせる方法について研究しています。 ネットとリアルのあちこちから情報を集めて発信。 「むずかしいことをおもしろく」がモットーです。 http://www.jibunryoku.org/