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子育て・教育
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子どもたちの「自分を育てる力」を伸ばすため、モンテッソーリが重視したのが「敏感期」という概念です。
モンテッソーリは、ある一定の時期において、子どもは「歩く」「喋る」「数をかぞえる」といった一定のことへの感受性が特に敏感となり、積極的にかかわっていくエネルギーが強烈にわきだしてくると考えました。この時期こそが「敏感期」です。
「敏感期」には、さまざまな形があります。自分で決めたとおりの手順でものごとを行いたいという「秩序感の敏感期」や、五感がするどく発達していく「感覚の敏感期」、話しことばや書きことばに関する「言語の敏感期」、立ったり座ったりといった動作を身につけていく「運動の敏感期」などがそれに当たります。そして「敏感期」の内容に応じて、ちょっとしたものごとに強いこだわりを持ったり、思いがけないことに大きく反応したり、自分の身体よりも大きな荷物を持ちたがったりと、さまざまなことに強い興味・関心を示すようになります。
このため、子どもがいま迎えている「敏感期」に沿ってサポートしていくことができれば、子どもは“喜んで”さまざまなことを学び、可能性を大きく伸ばすことができるようになる……と、モンテッソーリは考えました。
モンテッソーリ教育では、それぞれの敏感期に合わせて子どもの可能性を伸ばせるように、多彩な教育手法を構築しています。日本モンテッソーリ教育綜合研究所によれば、0歳から3歳までは「粗大運動の活動」「微細運動の活動」「日常生活の練習」「言語教育」「感覚教育」「音楽」「美術」の7つの教育環境があり、3歳から6歳までは「日常生活の練習」「感覚教育」「言語教育」「算数教育」「文化教育」の5つの教育環境があるそうです。